マーケティングUSP(Unique Selling Proposition)の作り方34のアイデア

言葉を操る売れる文章術

USPとは、簡単に日本語に置き換えると「あなただけの独自の売り」となります。

起業して成果を手に入れるには、ライバルにはない、独自の売りが必要になり、それを表すものがUSPとなるわけです。

コーチやコンサルタントとして活動する上で、USPを作ることは、ブログ集客にもとても大きな意味を持ちます。

そんなUSPについてを解説します。

目次

USPとは何か?

USPとは、ユニークセリングプロポジション(Unique Selling Proposition)の略称です。

U・・・ユニーク: 独自(特徴)

S・・・セリング: 売り(強み)
P・・・プロポジション: 提案(約束すること)

USPについては、ドミノピザの話が有名です。

ドミノピザは宅配ピザの業界で生き残る為に、次のようなUSPを打ち出しました。

「熱々でジューシーな美味しいピザをお宅まで30分以内にお届けします。間に合わなければ、代金は頂きません」

これは、宅配ピザ業界には無かったものでした。

当時のアメリカでは、宅配ピザを頼んでも届けられる頃にはピザが冷めてしまっていることが当たり前でした。

顧客もそれが当たり前だと思っていて、届いたピザを温め直してピザを食べていたそうです。

しかし、当たり前であった状況も顧客からしたら不満やストレスでした。

そこに目をつけたドミノピザが熱々のピザを届ける、しかも30分以内でとしたのです。さらにUSPを強くしたのが、30分以内に届けられなければ代金は頂きませんとしたことです。

これにより、ドミノピザは宅配ピザの市場で圧倒的に勝てるUSPを手に入れることに成功しました。

ドミノピザの事例

特徴・・・間に合わなければ代金は頂きません

強み・・・30分以内でお届けします

提案・・・熱々でジューシーなピザを

宅配ピザは本来、美味しいピザを食べることが顧客のニーズです。

なので、冷めていたとしても温め直せば美味しく食べられます。

ここでポイントとなったのは、美味しいピザです。

より顧客のニーズを満たすためには、温め直したピザではなく、熱々のピザを食べてもらうことでした。

出来立てのピザは生地を柔らかく美味しく食べることができますが、冷めてしまったものを温め直していれば生地も硬くなってしまいますし、味も落ちてしまいます。

一度見つけてしまえば当たり前のことでも、実はライバルが見つけられていないニーズを満たし切れていないものはまだまだ沢山あります。

USPを作る時に大切なことは何か?

USPを作る際に必要なターゲット層を絞り込むというのも、ドミノピザの例で見ていくことができます。

ピザを食べるというニーズに対して、出来立てのものが食べたいというウォンツがあったのです。

しかし、温め直して食べることが当たり前だった時に、このニーズを満たすというのは一部の人たちの声に耳を傾けたことによって見つけられたと言えます。

大勢の人はピザを家で食べられることで満足をしていたが、一部の人の悩みに絞り込みをすることで、熱々のピザを届けるというメッセージを打ち出せたのです。

つまり、ドミノピザのケースでは、「家でピザを食べる」「美味しい」という顧客を一度手放し、時間を守り、熱々のピザを食べたいという顧客に絞り込んだということになります。

あなたのUSPをドミノピザのように、市場を巻き込むほどの強烈なものにする必要はありません。

WEBを使って起業をして一人で活動をしていくのであれば、ライバルに勝つことができれば良いのです。

その為に、USPを作る際の目指すべき優先順位を紹介します。

この優先順位を守ることで、あなたがライバルに勝てるUSPを見つけることができるようになります。

USPを作る時に欠かせない3つのポイント

1、マネされない売りがある

マネされない売りというのは、ライバルがマネしたくてもできないものです。

主に当てはまるものは経験や体験などがあります。

2、マネしたくない売りがある

マネしたくない売りとは、ライバルがマネをしたくても時間や労力を必要とし、マネをしたくないと思えるものです。

例えば、販売実績やお客様の声の数、効果効能などが当てはまります。

3、ライバルがまだ主張していない新しさがある

一人のライバルだけを見ていると見つけることはできませんが、複数のライバルを見ていることで、共通点や傾向を知ることができます。

そうした共通点などをみて、まだ主張されていない顧客のニーズやウォンツを満たす主張があれば、それは新しさを生み出すことができます。

ドミノピザのケースはまさにライバルが主張していない新しさを打ち出したケースです。

実際に強烈なUSPを手に入れるための概要としてUSPを作ることの必要性と作り方の流れを覚えておきましょう。

USPを作る時のアイデアを出す34のヒント

USPを作る時には、0から新しいものを考えるのではなく、世の中にすでに存在しているものをヒントに作るようにしましょう。

言い方を変えると、世の中にない全く新しいものを作ることは正直とても難しいですし、時間と労力も必要になります。

では、すでに存在しているものに対して、どのようにして独自の強みを見つけていくのかのヒントとして34個のヒントをご紹介します。

すでにあるものを使う、またはあるもの同士で考える

  • + 足す
  • - 引く
  • ⇆ 逆転
  • ↪︎ 流用
  • お金
  • 自動化
  • 次元

すでにあるものを変換させる

  • 否定的
  • 消極的
  • 感情的
  • 分析的
  • 肯定的
  • 積極的
  • 客観的
  • 創造的
  • 革新的
  • 常識の洗い出し

すでにあるものをイジる

  • 五感を加える
  • 補い合う
  • ライバルと協力
  • 分けてみる
  • 絞り込んでみる

すでにあるものをズラす

  • 世代を変える
  • 業界を変える
  • 性別を変える
  • 場所を変える
  • 時間を変える
  • 高さを変える
  • 重さを変える
  • 強度を変える
  • 意味を変える
  • サイズを変える

すでにあるものを進化させる

  • キャラクター化させる
  • ひねりを加える

USPを作る時のコツ|誰にでも強みがあるし、ライバルにも弱みがあると覚えておこう

あなた自身のことを一番理解していない、一番把握できていない人って誰だと思いますか?

答えは、自分のことを一番理解できていないのはあなた自身です。

意外と思うかもしれませんが、本当のことです。

自分自身との会話(セルフトーク)を行なっていることや、現在に至るまでの経験や体験を通じて自分自身のことを理解できているようで、それらは経験や体験を知識として持っているだけなのです。

経験や体験を通じて、どのような言葉を発信しているか、どのような言葉遣いをしているか、どのような影響を周りに与えているか、それらは周りにいる人から見た結果からしか知ることはできません。

顔つきやしぐさなどもそうです。

自分のことを客観的に見ることはとても難しいことです。

普段の日常生活をビデオカメラで撮影するなどして俯瞰して見る以外には本当の意味で客観的に自分を理解することは不可能とも言えるでしょう。

このことはライバルにも同じことが言えます。

ライバルも意外と自分自身のことを把握しきれていないケースがあります。

どんなに素晴らし情報を配信していても、顧客の視点から見たら不要な情報だったり、顧客のことを思ってセールスをしていても、見方を変えてみたら押し売りになっているなどもよくあります。このように、あなたもライバルも自分自身のことを一番把握できていないのはあなた自身だということです。

自分を把握できていないという背景がわかることで、初めて自分と向き合うことができるようになります。

実はすごいと思っていたことも客観的にみたら普通のことで、自分では普通のことだと思っていたことも客観的にみたらすごいことだった。

なんてことはよくあることです。

弱みばかりで強みが見つけられない。

ライバルの強みばかり目についてしまって弱味を見つけられない。

そうした壁にぶつかった時は、一度自分自身を客観的に見つめ直してみましょう。

自分自身をどのように見ているのか、ライバルを見ているあなた自身はどんな考え方をしているのか、このような考え方を持つことであなただけの強み、ライバルの弱味を見つけることができます。

まとめ

ここではUSPとは何か、どのように作るのかのヒントをご紹介しました。

コンサルとして起業したらUSPを作りましょうと言われることも多いですが、これは簡単に作れるものではありません。

しかし、世の中にあるものを活用することで、USPを作りやすく、見つけやすくすることはできます。

間違っても0から作ろうとしてはいけません。

ここでのヒントを参考にして、あなただけのUSPを見つけていきましょう。

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