20代でトラックドライバー起業|独立した良し悪しまとめ

20代でトラックドライバー起業|独立した良し悪しまとめ

  • 2020年3月9日
  • 2021年4月4日
  • 雑記
20代でトラックドライバー起業|独立した良し悪しまとめ

僕は20歳の時に配送業の世界に足を突っ込み、22歳の時にトラックを自分で購入し独立(持ち込みですね)しました。

26歳の時に、結婚を気にトラックを降りることになりましたが、配送業の良し悪しについて、経験を元に解説をしていきます。

ちなみに僕がやっていたのは、新聞の折り込み広告をメインに扱い、副業で引っ越しの手伝いやその他の荷物の運送をしていました。

20代でトラックドライバー起業|当時は〜110万円ほど稼げました

僕は20歳の時からトラックに乗るようなったので2005年の時です。人と話すのが苦手で、人と関わるのも苦手で、コミュ障だった僕は仕事をかなり選んでいました。大学も出てないし、何か資格やスキルがあったわけでもないので、そうした点でも選択肢は少なかったかもしれませんが。苦笑

自分でトラックを購入したのは、22歳の時でしたが稼ぎとしては、月に70〜110万円くらいありました。

今の配送業会では、なかなか難しいように感じますが完全歩合だったので、やったらやっただけの金額が入るという状態です。

当時乗っていたトラックの写真が一枚だけ残ってました

乗っていたトラックはいすゞの3㌧半の箱車で、箱をカットした状態で使っていました。

主な仕事内容は新聞の折込チラシの配送

新聞の折込チラシなので、扱っていたものは紙です。なのでとにかくとても重い。数枚程度ならよいですが、扱うのが数数万枚〜数数百万枚の数字だったのでとにかく大変でした。

重さにして、一束500枚〜2,000枚で10kg〜30kgほどになります。(紙の種類やインクなどによっても重さが変わります)

そのチラシを提携先の倉庫から、新聞販売店に届けるのが主な仕事。販売店ごとに届ける枚数が違うので、1種類のチラシごとに枚数を調整して届けていきます。

夕方に荷物の引き取りなどを行い、夜に積み込み朝方まで走り続けるという感じです。一番長い時には昼前まで走っていたこともあります。

荷物は基本的に手積み手おろし、だから冬でも汗をかくことができる状態でした、

当時の折り込み配送は手の感覚値で枚数調整をしてました

今では、新聞販売店ごとにチラシの種類と枚数が梱包されていますが、当時は500〜2000枚の束から感覚値で枚数を調整して配送をしていました。

カナック的なやり方で枚数がほとんどずれないからすごいなと、今でも思います。ちなみに僕はかなり練習をしたので誤差5〜10枚ほどでした。これはちょっとした特技でした。

歩合の単価は7〜13%の間

持ち込みということもあり、完全歩合制です。なので配送した枚数に対しての掛け率でその日の売上が決まっていました。

単価はものによって変動もしていましたが、7〜13%の間が多く、高いものだと1.5%のものもあったのを覚えています。

売上の計算例

  • 500,000枚×7%=35,000円
  • 500,000枚×13%=65,000円
  • 合計=100,000円

ざっくりのイメージですが、これが1日の売上になっていました。

暇な時もあれば、忙しい時もあり、毎日が10万円というわけにはいきませんが、毎月の売上は100万円前後にはなってましたね。今の配送業会で月に100万を越えようと思ったら、かなり厳しいかもしれまえんが、こういうところからも時代の流れを感じます。

ドライバー起業してよかったこと

僕がトラックのドライバーとして独立した最大のメリットは稼げたということです。とはいえ、その他にもよかったと思えたことがあるので個人的よかったことを3つ紹介します。

ドライバーで独立してよかったこと|第3位

第3位は人と関わることが最低限ですんだことです。人と話すのも関わるのも当時は苦手だったので、一人になれる時間が多かったのはとても良かったです。

とはいえ、24時間ひとりかといえば、そうではなく業者や手活先の人たちとは話はします。なので、最低限の関わりで済んだというのが正しいです。

当時の僕のようにコミュ障の人はそんな理由からドライバーを選択するのも一つの方法かなとも思います。

荷物を積んで出発したらひとりの時間になれるので。

※タクシーや小荷物などの配送関係は人と関わる仕事になるので別ですが、何を運ぶかでひとりの時間を作ることができるようになります。

ドライバーで独立してよかったこと|第2位

第2位は営業力を付けることができたことです。

トラックのドライバーだから与えラエrた仕事をしていれば稼げると思われがちですが、自分で仕事を獲得することで売上を伸ばすことができます。そうした仕事を獲得するためには営業活動が欠かせず、地道な努力をしていました。

配送業での仕事の取り方は別の記事で紹介をするので、楽しみにしていてくださいね。おそらく、今も通用する方法だと思います。

ドライバーで独立してよかったこと|第1位

第1位は、冒頭でも書いたように稼げるようになったことです。起業当時は家の借金を返済したり、生活費を稼ぐことに必死でした。そんな中でも2年で400万円くらいの借金を返済することができたのは大きかったです。

20代前半で当時100万前後を毎月稼ごうと思ったら、他に選択肢を知らなかったのでとてもプラスでした。

ただ、こうした良かったことの反面で、辛かったこともあるので合わせて3つほど紹介をしておきます。

ドライバー起業で辛かったこと

ドライバー起業で辛かったこと|第3位

維持費などが全て自分持ちになるので、出費も大きい。

トラック持ち込みの主な経費

  • ガソリン代
  • 年一回の車検代
  • 保険料
  • 駐車場代
  • タイヤなどの消耗品
  • 高速道路などの代金

大きなものだと上記のようなものが必要経費になります。ガソリン代は多い時だと、2日に1回、少ない時でも5日に1回は給油をしていたので積み重なると大きな出費になります。

1回の給油で70リッター入れるとしても、今だと116円(2020年2月現在)ほどなので、8,120円のガソリン代がかかります。
月に10回の給油をしたとしても、81,200円が毎月ガソリン代として出ていくことになります。

ガソリン代の推移グラフ
引用:全日本トラック協会

ガソリン代の推移を見ても、一時期よりは値は下がりましたが、ここ数年は値上がり傾向にあるので、今後はさらに必要経費として高くなる可能性がありますね。

ドライバー起業で辛かったこと|第2位

第2位は事故のリスクと違反の可能性が高まることです。

僕自身も、スピード超過を3回と飛び出しによる事故を経験しています。どうしても時間に追われると心理的にもスピードを出してしまいがちです。僕の場合は50キロ道路を71㎞で走っていたということで、21㎞超過を2回、高速で102㎞で走っていた時に22㎞超過で捕まりました。

事故という点では、一般道を走行中に反対車線が渋滞をしており、トラックだったか、バスの後ろから子供が自転車で飛び出してきて跳ねてしまいました。幸い命に別状はなく、後遺症もなく通院ですみましたが、こうした事故のリスクも高まります。

事故を落とした時には、一発免停で罰金の支払いがかさみ50万円ほどが飛びました。さらにドライバーで免停は命取りで、車の運転ができないことを意味します。つまり収入源を失うということです。

事故や違反のリスクは持ち込みのドライバーにとって生命線になるというリスクを常に持ち合わせることが重要になりますね。

ドライバー起業で辛かったこと|第1位

トラックを降りる時にどう売るかが大変でした。

事故のリスクよりも、トラックを購入して辞める時の方がデメリットは大きかったというのを覚えています。トラックを購入しようと思ったら、300〜600万円は必要です。(大きさやカスタムにもよる)僕の場合は箱を切ったりしたので400万円弱ほどでトラックを購入していました。

ローンを組んでおり支払いも完済はしていましたが、売ろうと思っても高値で売れない現状がありました。トラックなどの買取専門業が近くにあったので持っていきましたが、100万前後ほどの売値見積もりでした。

今だとWebで高値で売れる業者などを探すことができますが、当時はWebにも疎く、スマホなどもなかったので近場の業者を探すしかありません。

最終的には、トラックドライバー仲間のひとりに170万円で購入してもらいまいsたが、手放す時の労力と価格面でのリスクは大きかったですね。

これからドライバーで稼ごうと思ったら考察

これからの時代、配送業の売上推移を見ると若干ですが右肩上がり傾向にあります。その反面で、やめていく人が多いという傾向が下記のグラフからも見ることができます。

 

運送業の賃金推移
引用:全日本トラック協会

 

ヤマト運輸や佐川急便などのような、自宅に荷物を配送する場合はまた別だと思いますが、トラックというものを選択した時点で運ぶ荷物は限られてきます。人手不足と需要の増加という点で考えると、この先続けていくには、自分で独立するよりも会社に所属するという視野も入れておいた方が良いともいえます。

その理由は次の内容にも繋がっていきます。

安全性と労働時間の関係性

また、安全面の確保は必要不可欠として、そこの必要となる初期経費が増えていくことにも繋がっていきます。配送業を考えるなら必要になる準備しておくべきものは別の記事で紹介をします。

労働時間という視点で見てみると、ドライバーの場合は渋滞などの外的要因から増加しやすい傾向があります。そのためトラックドライバーについては下記のように言われています。

全産業と比較して低賃金・長時間労働・人手不足

トラックドライバーの人手不足グラフ
引用:国土交通省

 

特に若手不足と言われている業会なので、国などの改革次第で変わる可能性はあるかもしれませんが、今のままだと需要は右肩上がりに対して、重労働が待っていると言わざるを得ない可能性もある。ということになります。

まとめ

トラックのドライバーは稼げている時代はありましたが、需要の増加と合わせ、人材不足という状況が課題としてあります。

重労働、長時間労働、低賃金とうい3重苦がありますが、今後の対策次第では良くなる可能性も期待しつつ、日本の人口推移を見ていると外国人労働者などの参入なども増えてくるように感じます。

今の時代だと、持ち込みよりも会社に所属する。もしくはトラックではなく小荷物等の配送で成果報酬が妥当な選択肢とも考えることができます。

これからトラックのドライバーとして独立しようと考えるなら、自分で仕事を獲得できる営業スキルを手に入れることもしっかりと視野に入れておきましょう。

あくまでも、3t半の元トラック運ちゃんの視点での視察ですが、今後も、配送業会のことを振り返りながら現在の状況を発信していくので、参考にしてもらえればと思います。

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