メルマガを書き続けているとネタに尽きることがあります。
メルマガは毎日出せば出すほどビジネスにおける成果は高くなり、その結果売上が上げやすくなります。
しかし毎日書いているとどうしてもネタが同じものになってしまい、書くことよりも悩む時間の方が多くなってしまいます。
これまでに年間1000本以上のメルマガを書いてきた経験から、メルマガネタの作り方や見つけ方、メルマガネタに対する向き合い方を紹介します。
メルマガのネタ探しでもう悩む時間をなくし、売上に繋がるメルマガのネタを作るコツまで合わせて手に入れていください。
メルマガのネタ効果実証図にの4つの切り口
- 悩みから
- 解決策から逆算
- これまでの経験から
- ベネフィットから
上記の4つがメルマガのネタを作る為に必要な最初のステップです。
切り口1|見込客の抱える悩みや問題から見つける|悩みから
見込客は悩みや問題を抱えているからこそ、解決策を求めています。
しかし、まだ気づいていない悩みや問題もあるということを覚えておきましょう。
ここでは下記のようにネタを広げていきます。
- 悩みを深掘りする
- 悩みを放置することで起こるデメリットを伝える
- 悩みを解決することで得られるメリットを伝える
- 悩みを解決した人の事例を伝える
- 悩みを抱えていたクライアントのことを伝える
切り口2|あなたの商品について伝える|解決策からの逆算
あなたの商品やサービスについて、見込客は何も知りません。
何も知らない状態は、見込客にとっては恐怖を感じてしまう状態を作ります。
そうした恐怖を減らす為にも下記のようにあなたの商品に関する情報を発信します。
- どんな人に向けて商品を提供しているのか
- どんなメソッドやスキルを使っているのか
- 商品の開発秘話
- 商品にかける想い
- 商品を通じて見込客が得られること
- お客様の事例
- お客様の声
- 商品を提供したい人に向けてのメッセージ
切り口3|あなたの経験や体験を伝える|これまでの経験から
あなたが今の状態に至るまでに、様々なストーリーがあるかもしれません。
見込客はあなたのことをもっと知りたいと思っています。
もし商品を購入するとして、どんな人から商品を購入するのか。
メルマガを通じて、どんな人から情報を得ているのか。
あなた自身のことをネタとして情報を発信していくこともとても大切です。
情報の出し方としては下記のように行います。
- 起業までのストーリー
- クライアントさんと実際にあった話
- これまでで辛かったこと、苦しかったこと
- 人生の転機の話
- これまでに何をしてきたのか、何を学んできたのか
- どんな想いでビジネスをしているのか
切り口4見込客の未来について話をする|ベネフィットから
ベネフィットとは、見込客が未来得る(得られるであろう)状態のことです。
あなたの商品に触れることで、あなたと一緒に人生を変えることで、どんな未来が得られるのかを伝えます。
注意しておくことは、あなたの商品を通じて得られる結果とは違い、結果を得たその先でどんな未来を手に入れることができるかを伝えることが大切です。
ベネフィットから伝える方法としては次の通りです。
- どんな生活を送れるようになるのかをイメージさせる
- 見込客がドキドキする、ワクワクすることをイメージさせる
- 見込客のライフスタイル、ライススタイルがどうなるのかをイメージさせる
1つのメルマガネタの切り口を広げる7つのテクニック
- メリット
- デメリット
- 事例
- 使い方(ハウツー)
- 知識(ノウハウ)
- 考え方
- 学び方
上記は1つのネタをどのように広げたら良いのかという視点の持ち方です。
例えば、あなたの商品がダイエットに関するものだとします。
この時にあなたの考えるダイエット、あなたの商品であるダイエット法を7つの視点で伝えることでネタに広がりを作ることができます。
7つの方法参考例
- ○○ダイエット法のメリット
- ○○ダイエット法のデメリット
- ○○ダイエット法の事例
- ○○ダイエット法の使い方(やり方)
- ○○ダイエット法に必要な知識
- ○○ダイエット法の考え方
- ○○ダイエット法の学び方
ダイエットという一つのキーワードからだけでも、7つのメルマガが書けるようになります。
キーワードが1つしかないと思った時の処方箋
ダイエットというキーワードだけでは7つしかできないので、そうした時にはダイエット法を始める前からダイエット法を実践している時、ダイエット法を実践した後までのように時間軸でネタを広げることができます。
また、ダイエット法を分解してネタの幅を広げる方法もあります。
メソッドなどのようにして商品がある場合、下記のように作られるケースがあると思います。
- マインドセット
- 知っておくべき知識
- ダイエット法について
- ダイエット法の注意点
- 習慣化させること
- セルフイメージ
など
他にも、やって良いことやってはダメなこと、一人でやる方法、一人ではできない方法などのように区分することもできます。
集客系の商品などに置き換えてみると下記のようになります。
ブログ集客系の事例
- マインドセット
- コンセプトを決める
- 商品を作る
- ブログを作る
- ステップメールを作る
- メルマガを作る
- ランディングページを作る
- セールスレターを作る
- フロントエンドを開催する
- セールスをする
ざっくりとですが、上記では10個の項目に分けてみました。
10個の項目を7つの視点でネタとして扱うことで、70通りのメルマガ作れるようになります。
70個のネタが作れれば、2ヶ月以上は使い続けることができます。
同じメルマガのネタを使う際の3つのマインドセット
- 読み手は覚えていない
- 繰り返し伝えるから伝わる
- 読み手にもタイミングがある
上記の3つの考え方を持っておくことでメルマガのネタは同じものを使ってもいい、使った法が良いということがわかるようになります。
読み手は覚えていない
一度書いた記事はもう読まれているから出しにくい。
こうした思考は起業家の多くが抱えてしまうものです。
しかし、読み手(見込客)は一度読んだ内容をどのくらい覚えているでしょうか。
3日間同じネタを発信し続ければもしかしたら覚えているかもしれません。
しかし、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、同じネタを発信した時に、見込客が覚えている可能性はどのくらいあると思いますか?
自分自身のことを当てはめて思い描いてみてください。
きっと、普段読んでいるメルマガでも1週間前のネタなんて覚えていないはずです。
繰り返し伝えるから伝わる
接触頻度という言葉にも置き換えることができますが、人は同じこと、同じ情報、同じものを繰り返し見ること、触れることで興味が湧いてきます。
興味が湧くということは、購入に近づくということです。
しかし一度触れただけの情報やメッセージでは、心が動かない可能性もあります。
何度も同じ情報に触れることで、購入してもらう行動に近づくということを覚えておきましょう。
読み手にもタイミングがある
見込客は毎日、常にあなたのメルマガをチェックしているわけではありません。
たまたま開いたメルマガがあなたのものだったということもあります。
その時には日々かなったメッセージも時間が経つことで興味を持てる状態になっている可能性だって存在しています。
メルマガはあなたから相手への一方的なメッセージです。
あなた主体で考えるのではなく、読み手がいつ開いてくれても、いつ読んでくれてもあなたのメッセージが伝わる状態を作っておくことはメルマガで成果をあげる上でも重要になります。
見込客は常にタイミングと共に生活をしていることを覚えておきましょう。
本記事を参考にしてメルマガのネタで悩むことを解消してもらえれば嬉しいです。