成約率の良いランディングページの作り方9つのチェックリスト

言葉を操る売れる文章術

ランディングページを作った時に、一番チェックしなくてはいけないのは成約率です。成約率とは、ランディングページを見てくれた人の中から、何人の人が行動(メルマガ登録や資料請求など)に達したかを%で表したものです。ランディングページの成約率を高めるには、まず現状の成約率を把握することから始まります。

ここでは、ランディングページの成約率の出し方から成約率を高める為のチェックリストを、制作前、制作時、完成時の3つのフェーズに分類して紹介します。自身でランディングペーにを作る時、外注にランディングページ制作を依頼する時の指標としてチェックリストを活用してください。

 

目次

成約率の良いランディングページの作り方|成約率の計算方法

成約率はCVR(コンバージョンレート:conversion rate)とも呼ばれ、ランディングページを見た人の中から何人の人が登録(成約:CV)したかを公式から%で算出したものになります。

成約率の計算方法

  • 成約率 = 成約数 ÷ 閲覧数 × 100

参考例:メルマガに登録した人数を成約数(CV:コンバージョン)とした場合

閲覧数はランディングページを開き見られた数(PV:ページビュー数)になります。

  • 成約数=321
  • 閲覧数=15,456PV

  • 321 ÷ 15,456 × 100 = 2.08
    ※小数点以下3桁は四捨五入で計算

この計算では、ランディングページの成約率は2.08%ということになります。

成約率の指標について

「成約率は何パーセントあれば成功ですか?」こうした質問をよくされますが、業界や業種、マーケティングの施策によって指標となる数字は変動します。

  • オウンドメディアからランディングページに誘導しているのか
  • Google AdWordsで広告出稿をしているのか
  • Facebook広告やInstagram広告で出稿しているのか
  • アメブロからランディングページに誘導しているのか
  • Facebookの自身のタイムラインから誘導しているのか

上記のように、ランディングページを見られるまでの流れによっても指標となる数字は変動してしまいます。どのような商品やサービスを提供しているのか、どのような見込客を集めようとしているのか、そうした見込客の傾向をキーワードプランナーを使いリスト獲得単価を指標として算出するのも一つの方法になります。

キーワードプランナーを使って指標を出す手順

キーワードプランナーを活用する際には下記の手順で進めていきます。

下記の画像を見てもらうと、キーワードプランナーで参考の数値を出してみても、業種によって同じクリック単価でも広告費の予算組みと表示される回数の違いがわかると思います。

業種や業界において、1リストを獲得する為に必要な単価を概算として出すことでもランディングページの成約率の指標を見つけることができるようになります。

ランディングページの成約率を高めるチェックリスト|事前準備編

ランディングページの成約率を高めようと思ったら、作ってからが勝負ではなく、作る前段階の準備からしっかりと考えていく必要があります。

事前準備|リサーチ11のチェックリスト

事前準備 項目 チェック
リサーチ段階 業界の成長曲線はどの段階か
マーケットは何処か
メディア(媒体)は何か
メッセージは何か
商品は何か
どんな人に効果があるか
どんな問題を解決するものか
見込客はどこにいるか
見込客はOATHのどの状態か
価格は見込み客に対して的確か(欲求にあっているか)
見込客のコンテキストはどのようになっているか

業界の成長曲線を知っておこう

どのような業界にも成長曲線というものがあります、それは下記のようにあわらされます。

※画像引用元:https://cd.zeroin.co.jp/cappy/namikawa201608/

業界が現在どこの段階にあるのかによっても、見込客の持っている情報や知識が変わる為、打ち出す際のコピーの作り方が変わってきます。

OATHの法則とは

  • Oblivious:悩みに気づいていない|無知な状態
  • Apathetic:悩みについて気づいているが、関心がない|無関心
  • Thinking:悩みについて気づいており、考えている|考えている、困っている状態
  • Hurting:悩みに気づいており、それについて苦痛を感じている|解決したい問題として困っている

上記の頭文字を取ってOATHの法則と呼ばれています。見込客がOATHの法則の中のどの段階にいるのかを把握することで、打ち出すコピーの書き方が決まってきます。

事前準備|確認フェーズ11個のチェックリスト

事前準備 項目 チェック
確認段階 オファーは明確になっているか
オファーのコストと利益は考慮されているか
バックエンドからの逆算ができているか
オファーのコストと利益は考慮されているか
安いものは無料当然まで価格を落とせているか
返品・返金をしても利益が出るようになっているか
オファーは断ったらバカだと思えるか
証拠素材は揃っているか
写真や画像は揃っているか
信用関係と価格は比例しているか
見込客に対しての基準値を明確にできているか
限定性はあるか

オファーとは

オファーは取引条件として使われます。商品名称から価格、得られるもの、パッケージ、特典、リスク回避までを含めオファーとして考える必要があります。

見込客の基準値について

見込客の基準値は、見込客が持っている常識や使っている言葉、認識していることなどを含めた背景情報になります。

例えば、あなたが使っている言葉と見込客が使っている言葉が同じであっても意味が違っているというケースはよくあることです。見込客の知識や情報に合わせた言葉や表現が把握できているのかをチェックしておきます。

ランディングページの成約率を高めるチェックリスト|ライティング編

準備が終わったら、実際にライティングをしていきます。ライティングをしていく際には15個のポイントを抑えておくことで成約率の高いランディングページを作りやすくなります。

ライティング|ヘッドコピー15のチェックリスト

ライティング 項目 チェック
ヘッドライン ターゲットは明確になっているか
ヘッドラインにコンセプトは入っているか
切り口は見込み客に対して的確か
3つの壁は意識されているか
単語は共通言語になっているか
単語でイメージできるものになっているか
OATHのどの段階の見込み客に売っているか
媒体に見合った切り口になっているか
見込み客と同じ目線に立てているか
数字を入れて訴求力を高めているか
読みやすいヘッドラインになっているか
同じ単語を何度も繰り返さない
見込み客の欲求に見合っているか
AIDAの法則は意識されているか
信じない壁は超えられているか

見込客の3つの壁を抑えておこう

  1. 見ない
  2. 信じない
  3. 行動しない

見込客は購買行動に至らない理由として3つの壁というものが存在しています。あなたがどんなに素晴らしいランディングページやコピーを作ったとしても、見込客が興味や関心を持たなければ見たいとも思っていないということです。

そして、見たとしても信じていない状態で読み進めます。(正確にはページを見ていきます)さらに、ページを最後まで見たとしても行動したいと思っていません。そうした3つの壁を乗り越えてもらう為のコピーを作ることが重要となります。その為にも、ターゲットやコンセプトや切り口などの視点から改めて見直す必要があります。

同じ単語を繰り返さない

同じ単語を使う場面は何度も出てくるかと思いますが、同じ言葉でも表現や見せ方を変えることで、違うアプローチをすることができるようになります。

例えば、大好きという言葉を一つとっても、「恋」と表現することもできれば、夏目漱石の逸話にもあるように「月がきれいですね」と表現することもあります。そうした表現を変えることで、同じ見込客に対して刺さる言葉(フック:興味づけ)のポイントを増やすことができます。

超有能なAIDAの法則を知っておこう

  • Attention(アテンション):関心、注意を引く
  • Interest(インタレスト):興味を持ってもらう
  • Desire(デザイア):欲求を抱かせる
  • Action(アクション):行動してもらう

上記の頭文字を組み合わせたものがAIDA(アイーダ)の法則です。見込客がどこの段階にあるのかによってコピーをチェックしてみましょう。

限定性の使い方

限定性は見込客がより購買行動に移しやすくする為にも必要となります。限定性の使い方としては下記のような使い方ができます。

  • ○月○日まで
  • 先着○名様
  • ○名様限定
  • 今日から○日だけのご案内
  • 在庫無くなり次第終了

ライティング|オープニング8個のチェックリスト

オープニングは導入部分とも言い換えることができ、トップコピーの次に出てくるコピーを指します。スマホの場合は、ヘッドコピーとオープニングを同時に見せることもあり、ランディングページを読み進めてもらう為にも重要な役割を持っています。

ライティング 項目 チェック
オープニング 「あなた」に向けて伝えているか「みなさん」に向けていないか
オープニングで誰からのものか明確になっているか
オープニングでいきなり本文になっていないか
誰がレターを書いているかがわかるか
共感できるオープニングになっているか
オープニングで仲間意識は作れているか
読み返さなくても意味は通じるか
売り手ではなく買い手の心理になっているか

ライティング|サブヘッドライン2個のチェックリスト

サブヘッドラインは、書籍で見た時の中身出しと同様の役割を持っています。目次を見た時に、何ページにどんなことが書かれているのかわかるようになっていますが、サブヘッドラインでも同様の効果を作れていることが理想です。

ライティング 項目 チェック
サブヘッド サブヘッドだけで文章の内容がわかるか
サブヘッドだけで商品は売れるか

ライティング|本文22個のチェックリスト

ライティング 項目 チェック
本文 スペックとベネフィットは別物になっているか
USPは明確になっているか
USPはオンリー1になっているか、No,1に固執していないか
オファーは何が得られるかが明確か
ベネフィットは明確か
商品・スペックは明確か
比較対象は的確か
ライバルを批判していないか
ライバルの長所は明確か
比較は違うものを使えているか
飽きないようになっているか(もう知っているという状態になっていないか)
見込み客のリスクは明確になっているか
見込み客のリスクは取り除けているか
機能ではなくユーザーの利益を書く
証拠の声はリアルな声になっている(作ってはいけない)
出口は1つに絞られているか
商品説明・スペックをベネフィットに置き換えられているか
無料のものには無料と明記する
今すぐ申し込む理由が明確になっている
Q&Aで不安や悩みを全て払拭する
リスクが全て出し切れているか
リスクの解消方法は的確か

USPとは

USPは競合との違いとも表現できる、あなた、もしくはあなたの商品やサービスにおける独自のセールスポイントのことです。

USPを作る時のポイントとしては、業界の中でのNo.1を取るというよりも、業界を細分化しあた中でのオンリーワンを目指すことです。No.1をとるには時間またはお金または労力が莫大に必要となります。それよりも、あなたが勝てるポジションでのオンリーワンを見つけていきましょう。

ライティング|P.S.・追伸3つのチェックリスト

ランディングページよりも、セールスレターに追加使われるケースのあるものですが、追伸やP.S.を記載することで、よりあなたのメッセージを強く伝えることができるようになります。

ランディングページやセールスレター(メルマガなどもですが)は最初と最後が一番読まれるという統計が出ており、ヘッドラインと最後のあなたからのメッセージによって、本文を読む、購買行動に移るなどの見込客の行動が決まるケースも多々あります。

ライティング 項目 チェック
P.S.・追伸 P.S.は明確に伝えられているか
ヘッドラインとP.S.で内容はわかるか
AIDAの法則を意識できているか

ライティング|全体像の8個のチェックリスト

デザインに取りかかる前に、ライティングを終えたらまずは全体の確認を最低でも3回はしておくようにしておきましょう。デザイン、コーディングに入る前に誤字脱字や表現などの確認をしておくことで、後から大幅な修正等をしなくて済むようになります。

ライティング 項目 チェック
全体 文章構成はズレていないか
一文一メッセージになっているか
誰にでもわかる内容になっているか
数字は小数点まで出せているか
漢字だけひらがなだけで連続させない
専門用語・社内用語・英語は使わない(マーケットによっては必ず使うこと)
読んでいて違和感はないか
AIDAの流れで構成されているか

数字は小数点まで出す

数字にもよりますが、数字は細かければ細かいほど信憑性が生まれやすい傾向にあります。

参考例1

  • メルマガ読者の8割の方が役にたったと言っています
  • メルマガ読者の81.3%の方が役にたったと言っています

数字が持つ力はとても強く、使い方によってランディングページの成約率に大きく影響を与えることもあるので、しっかりとチェックしておきましょう。特にヘッドコピーで数字を出す際には、表現一つで印象が変わるので様々な見せ方を考えてみましょう。

数字の参考例2

  • たった3ヶ月であなたも○○になれる
  • たった90日であなたも○○になれる
    など

数字の参考例3

  • 1日1時間から始める○○
  • 1日60分から始める○○

ランディングページの成約率を高めるチェックリスト|完成時編

ランディングページを作り終えたら、必ず下記の項目をチェックしておきましょう。完成したからといきなりリリースすると、何か変更や修正が合った時に慌てることになってしまいます。なので必ずチェックすることは癖つけておきましょう。

最終確認25個のチェックリスト

完成時 項目 チェック
構成 OATHの法則は意識されているか
無知に対して問題提起はできているか
無関心に対して欲求は引き出せているか
考えている・探しているに対して比較・リスク回避はできているか
困っているに対してレスポンスデバイスは明記できているか
ヘッドラインとP.S.で内容が伝わるか
重要な内容から記述する
1段落3〜4行で抑える
1文は短くする
デザイン 商品・スペックの説明に写真やイラストは使えているか
ヘッドラインはイメージで読めるか
斜め読みで見て分かるか
写真などは使えているか(目で見てイメージできる)
ベネフィットとしての写真は使えているか
読むものから見るものになっているか
赤字・太字は強調時に使用する
青地は補足やブレッドで使用する
画像・写真を的確におけているか
瞬間的に効果・結果が連想できるか
証拠 証拠を出し惜しみしていないか
動画を使った証拠は使えているか
レスポンスデバイス レスポンスデバイスはすぐにわかるか
クリックボタンは他と違う目立つ色を使う
レスポンスデバイスは面倒くさくないか
レスポンスデバイスはわかりにくくないか

レスポンスデバイスとは

ここで言うレスポンスデバイス(response devise)はランディングページを見た見込客の反応や反響を受け付ける場所(申込みボタンなど)です。

CTA(Call to Action:コールトゥーアクション)として言われることもありますが、共通していることは、見込客がランディングページを見てどんな行動をすれば良いのかを表したものだということを覚えておきましょう。

まとめ

ここでは、ランディングページの成約率を高める為に必要な成約率の見方と、実際にランディングページを作る際、ランディングページを作った際のチェックリストを紹介しました。

ヘッドコピーが全体の8割以上の重要性を担っているのですが、だからといって他の箇所を疎かにしてもよいということではありません。実際には数値化できるものではありませんが、改善するポイントとポイントとの掛け算によって成約率はあげていくことができます。

ランディングページの成約率を最大化させる為には小さな改善を繰り返すことが必要不可欠です。作ったランディングページの反応はお客様が見て初めて反応がわかるものですので。より成約率を上げる為の指標としてここでのチェックリストを参照してください。

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