コンサルタントとして起業したけど、売上が上がらない。
コンサルタントとして起業して、商品もサービスも揃えているのにお客様と会うことができない。
本記事では、そんなコンサルタントとして失敗してします人の特徴を紹介します。
失敗する人に共通する特徴がわかれば、あなたはそこから脱出をするだけで失敗する人の仲間から離脱することができます。
コンサルタント起業に失敗する人の5つの特徴
コンサルタントとして起業したのに失敗する人の特徴を5つの視点で解説します。
5つの視点は下記の通りです。
- お金
- 時間
- 家族
- 人間関係
- 自己管理
【お金】自己投資のワナ
「自己投資」を正しいものだと思い込んではいけません。なぜなら、「お金」に関する失敗でもっとも多いのは、自己投資のし過ぎで「お金がなくなる」「借金だけが残ってしまう」ことだからです。
自分の中で「自己投資」と考えて、お金を使うときはしっかり元を取ること(投資して学んだ内容を活かして利益を生み出すこと)を最優先に考えなくてはいけません。
「今の自分にとって本当に必要なものなのか」「今、それが本当に必要なタイミングなのか」をあなたの実現したい目標と照らし合わせながら、しっかり見極めましょう。
自己投資で失敗する人の考え方
- このセミナー・講座に参加すれば楽に成功できる
- このスキル・ノウハウを手に入れれば成功できる
- これを手に入れて、これさえやれば大丈夫だろう
【時間】スケジュール管理
「時間は有限なもの」というのは誰もが知っていることです。しかし、頭ではわかっていても有効活用できないと悩む人は多いものです。コンサルタント起業して成功するためには、しっかり時間を管理して計画的に利用する必要があります。
スケジュール管理の3つのコツ
【1】1ヶ月分の予定・作業内容を全て書きだす
【2】予定・作業に優先順位をつける
1.重要かつ緊急な作業(ex.締め切り間近の仕事)
2.重要だけど緊急ではない作業(ex.ブログ記事の作成)
3.緊急だけど重要ではない作業(ex.ダラダラやる打ち合わせ)
4.緊急でも重要でもない作業(ex.飲み会)
【3】「2」を踏まえてスケジュールを組み立てる
【家族】相談して承認を得る
コンサルタント起業をする際に、独身であれば問題ないかもしれませんが、結婚されてご家族がいる場合、家族に相談すること。承認を得ることが非常に重要になります。
男性の場合
一般的に、起業してから家族が生活できるだけの収入を獲得できるようになるまでは時間がかかるものです。
その間に、どのように生活していくのかをしっかり話合い、家族の理解を得るようにしてください。
1人でプレッシャーを感じながら働くことに比べて、精神的な安定感も変わってきます。
女性の場合
旦那さんよりも女性の収入が増えてきた場合、家庭内のパワーバランスが崩れて離婚に至ってしまう傾向もあります。
そうならないように、しっかり話し合う機会を持つことを意識してください。
【人間関係】嫌われる勇気
人間関係における1番の変化は、友達がいなくなることです。
コンサルタント起業をして、ビジネスが軌道にのってくると、周りにいる人・付き合う人がどんどん変化してくるものです。
- 人が変わったよね
- 怪しいこと始めたんじゃない
- 付き合い悪くなったよね
こういった声を今までの友人・周りの人から聞くようになることがあります。
その際に、「友達を失いたくない」「この人には嫌われたくない」という気持ちから行動を止めてしまうと「起業で成功する」ということは難しくなります。
「起業して成功するためなら、嫌われてもいい」と思えるぐらい強い気持ち、目標達成意識を持つようにしてください。
【自己管理】個人起業家の生命線
個人事業主としてコンサルタント起業するということは、1人でビジネスをするということです。
会社勤めとは違い、日々の行動から体調管理まで、すべてが自己責任になります。
常に良いパフォーマンスを維持するために、しっかり自己管理することを意識してください。
- 作業の締め切り
- 朝起きる時間
- ご飯を食べる時間
など
自己管理の項目
■モチベーション管理
■目標管理
・今日やるべきこと
・仕事のノルマ
■時間管理
・スケジュール管理
■体調管理
・食事
・睡眠時間
・運動、トレーニング
コンサルタントで独立に失敗する人の共通点3選
コンサルタントで失敗する可能性が高くなる3つの共通点があります。
3つの共通点をしっかり確認して、対策することで独立を成功させましょう。
複数の商品を売ろうとしてしまう
独立1年目から、複数の商品を作ると失敗します。あれもこれもやろうとして効率が悪くなり、結局うまくいかないことが多いです。
独立1年目は、「フロントエンンド商品(安価商品)から、バックエンド商品(高額商品)」を売ることに集中することがオススメです。
フロントエンド
新規のお客様を獲得するための商品。フロントエンド商品の目的は、バックエンド商品を売るための新規のお客様を集めること。安価であることが一般的。
バックエンド
1度でもあなたの商品を買ったことがある人に向けて売る高価格帯の商品。(利益商品)
バックエンドを集中的に販売すれば「実績」がハイスピードでつくため、独立1年目からライバルを圧倒できます。
さらに、フロンドエンド(安価商品)に比べてバックエンド(高額商品)を売る方が長く・深く、お客様をサポートできるので「実績を作りやすい」という利点もあります。
独立1年目は、「バックエンド(高額商品)」を売ることに集中しましょう。
お客様を無視したメッセージを出している
お客様を無視したメッセージでは、お客様にあなたのメッセージは響きません。
お客様が見えていないと自己中心的なメッセージが多くなります。
あなたが素晴らしい知識やノウハウを持っていても、自分の商品の説明や自分の強みばかりを主張してしまう状態です。
自分の話ばかりする人は嫌われてしまいます。当然、話も聞いてもらえません。
お客様の感情を動かすメッセージを作る秘訣は、実際にお客様とお会いして、お客様を理解することです。
お客様のこと深く理解することで、お客さまがメリットを感じることができるメッセージを打ち出すことができるようになります。
自分の話ばかりせずに、お客様が聞きたいことを知りたいことをメッセージとして伝えることが重要です。
多くのライバルと同じことをやってしまう
「多くのライバルと同じことする」ということはそれだけライバルが多くなります。
つまり、ライバルが多い分、お客様に継続的に選ばれ続けるためことが非常に難しくなります。
重要なのは「差別化」です。「差別化」とはあなたのサービスとライバルのサービスを比較した時の「違い」のことを言います。
・Facebook広告の専門家
・モチベーションの専門家
・目標達成の専門家
「〇〇」の部分があなたとライバルとの「違い」です。この「違い」を明確にすることが重要になります。
失敗しないコンサルタント起業を実現する具体的な最初の一歩
もしあなたが「コンサルタントとして独立したい」と思っているのに行動できないと悩んでいるのであれば、その原因は「目標と期限が具体的ではない」ことです。
実際に独立するためには、目標を具体的に落とし込むことが必要です。そのために、次の質問を考えてみてください。
仮に、あなたが「6ヶ月後」と考えたとします。すると、次に考えるのは次の質問です。
続けて、
- 1カ月後までに何を達成してますか?
- 2週後までには何を達成してますか?
- 1週間後までには?
- 3日では?
- 今日は?
とすべての質問を考えてみてください。
すると、あなたの「行動すべき具体的な目標」が出てきます。
このようにして出てきた目標は自分の内側から出した答えですので「強い自己説得」が 働き、「行動せざるえない」状況を作ってくれます。
「自分で納得いく目標」を決めるので自然と行動することができます。
「他人から決められた目標」では、人は行動することができません。
誰でも他人から命令されるのはイヤなものです。
人は「自分で納得いく目標」でないと行動するためのモチベーションは続かないのです。
あなたは上記のように細かく質問された時に、「1週間後は〇〇してます!」とすぐ答えられるようにすることが、独立への最初の一歩になります。
ぜひ、今すぐ手を止めて上記の質問に答えてみてください。真剣に答えることで、あなたは今よりも行動力が上がる事を保障します。