最近、知り合いのセールスコピーライターの方からクライアント獲得についての相談がありました。
セールスコピーライターやコンサルタントなどの個人起業家にとって、クライアント獲得におけるブログは大切です。
セールスライターやコンサルタントなどの個人起業家にとって、クライアント獲得におけるブログを使ったマーケティング活動は大切です。僕自身も、SNSや書籍などを使ったマーケティング活動をしていますが、ブログからの集客の効果は欠かすことができません。
ここではブログマーケティングを使って売上を上げたい個人起業家のためにブログ集客における4つの法則を解説します。
ブログマーケティング集客における4つの普遍的な法則
結論からまずお伝えすると、10年先も売れ続けるための法則は次の4つになります。
- 誰に売る?
- 何を売る?
- 具体的にどんな効果がある?
- 他社と何が違う??
マーケティングの勉強をしていれば、紹介した4つの要素は耳にタコレベルで聞いたことがあるものですよね。
しかし、新規顧客の獲得は単発的な売上でも、継続的な売上にも「誰に」「何を」「どのように」売るのか。そして「どんな効果」があり「他社と何が違うのか」を明確にすることはビジネスという観点で見ても必要不可欠になります。
マーケティング業界では当たり前のことですが、ここでお伝えする5つの要素は、10年、20年、30年先も同じではないかなと本気で考えています。
ブログ訪問者の8割がブログから立ち去る時間は6秒以内
ブログ集客を行っている個人起業家は多いですが、そうした多くのブログに共通するものが6秒以内に8割以上の読者が立ち去っているという事実です。
正直、厳しい世界ですよね。しかし見方を変えれば2割の人は見てくれているということでもあります。
その反面、20,000人の人は6秒以上見てくれていることになりますね。では、6秒以上見てくれる人を増やすにはどうしたらいいのかというと、読者に「このブログは私のためのものだ」と思ってもらう必要があるということ。
そこで、4つの要素が必要となります。
6秒以内にターゲットに必要性を伝えれば成功
- 誰に売る?
- 何を売る?
- 具体的にどんな効果がある?
- 他社と何が違う??
あなたのブログを訪問した方に6秒以内に「誰に?」「何を?」「どんな効果が?」「他者と何が違う?」の4点を具体的に明確に示すこと。
4つの要素を明確に示せば、ターゲットは止まって見てくれます。
わかりやすいように、過去に使用してきたタイトルの中で反応の良かったブログタイトルを出します。
ブログタイトル例
・○○のための○○講座(誰に+何を)
・100日で○○達成した○○な方法(どんな効果が)
・○○とは違う、○○だからできる手法!(他社と何が違う)
このようなタイトルはブログ閲覧数の高かったタイトルの一例です。何度もお伝えしている4点が明確になっています。このように4つの要素を伝えることができれば6秒のハードルをクリアできます。
ブログタイトルもそうですが、ブログ記事内容も4点を意識すると、強烈なコンテンツができあがります。


ブログマーケティングの4つの要素を明確にするためにやること
- 誰に向けての記事か?
→ ペルソナを明確にする - 何を伝えたいのか?
→ ベネフィットや興味づけをする - 具体的にどんな効果がある?
→ 成功事例や数字を用いる - 他社と何が違う?
→ 差別化できる要素を見つける
こうした要素を書こうとすると、ノウハウ系の記事になってしまいますが相手の欲しがっているコンテンツを書くためには4つの要素は必須になります。
ノウハウだけじゃ選ばれない!ブログに必要な+aの要素を加える
ブログ集客において、ノウハウ系の記事だけを書いていても集客は難しくなっているのは事実です。
理由はノウハウは世の中に溢れかえっていて、無料で簡単に手に入れることができるからです。
じゃあ、何が足りないのでしょうか?
実はこの4点だけでは足りない物があります。それは人間として足りないものです。
+aの答えは想いや理念などの人間的な要素
- 誰に売る?
- 何を売る?
- 具体的にどんな効果がある?
- 他社と何が違う??
何度も紹介している上記の4つの要素は最低限必要な条件です。セールスコピーライターやコンサルタントにとってはこの4点を明確に示せないと、商品の魅力は伝わらないです。
この4点は「論理的」に顧客を説得させる時に効果的です。しかし人間「理屈」だけでは動くことは多くありません。
そこで必要になってくるのが「想い」「理念」になってくるわけですね。


ブログを使ったマーケティングは人を動かす「2つの想い」を使う
コピーライティングやコンサルティングをサービスとしてもっている人は「理念」や「想い」をしっかりと持っています。
その反面で、思っているだけで言葉にしている人は少ないものです。
最終的に人を動かすのは「感受性」の部分で、4つの要素に加えて「想い」を伝えることがクライアント獲得に必要になってきます。
「感受性」を響かせる2つの伝え方
読み手の感受性に影響を与えるには僕は2つの「思い」が必要だと考えています。
どんな想いでビジネスをしているのか?
なぜ、サービスを作ったのか?
この2つは、セールスレターやブログのプロフィールには欠かせません。もちろん、普段の記事の中にもさりげなく取り入れておけると理想的です。
簡単な書き方の一例
「○○をしたいからビジネスを始めました」
「○○で悩む人を助けるために商品を作りました」
2つ想いが加わることで、あなた自身にも提供している商品にも魅力が出てきます。間違っても「稼ぎたいからやってます」なんて伝えていたら気持ちは伝わりませんよね。
想いや理念を見つける具体的な方法
一番のおすすめは「自分史」を書き出してみることです。
これから起業する人にも、既に起業している人にも起業に至るまでの思いが必ずあるからです。最初は「もっと稼ぎたい」「もっと時間を自由に使いたい」そんな気持ちからスタートしたかもしれませんが、心のどこかに「こうしたい」「こんなことできたらいいな」という想いがあるはずです。
時に理解しずらい「想い」であっても本音で語っていれば、あなたの本気を理解してくれる人は一定数現れます。その人たちがあなた自信のお客様になってくれます。
「本音で書く」というのは最初は怖いですし、恥ずかしかったりもします。中にはどんな批判をされるか恐怖の感情も生み出します。
しかし、効果が高いことは保証します。実際に僕のクライアントさんは「速水さのサポートに対する想いを感じてきました」と言ってもらえます。
4つの条件に加えて最終的には「想い」になります。合計5つの項目になりますが、ブログ集客において効果の高い方法論でもあります。


ブログを使っていて想いがあるのに売れていない時の対処法は?
「想いがある」のに成果が出ていない場合は下記を見直してみましょう。
- ターゲットは明確になっているか?
- ターゲットが間違っていないか?
- ターゲットに必要なサービスになっているか?
- サービスの効果は明確になっているか?
- お客様にとってのメリットデメリットが明確になっているか?
- 他社のサービスとの違いが明確になっているか?
- 想いをきちんと伝えられているか?
- 想いばかりが先行していないか?
あなた自信のマーケティング活動を振り返りつつ、自分自身の想いなど内面的な要素も振り返ってみることで、ズレていたベクトルをずらすことができるようになります。
ずれていたベクトルが修正されれば一気に成果に繋がるケースも少なくありません。もちろん行動をしていることが前提になりますが、そこには強いエネルギーがあるからです。
想いを表現することは唯一無二の最強の差別化になる
- ものを買う時代
- 買う場所を選ぶ時代
- より良いものを買う時代
- 誰から買うかの時代
- より良いものを誰から買うかの時代
こうした時代の変化の中において、あなた自身のことを発信することは誰にも真似することのできない差別化の要素になります。
もちろん、成果や実績などを合わせて出すことも求められますが、これから起業する方にも、成果や実績がまだ少ない人にもすぐにできる実践方法です。
売れるための4つの条件に「理念、思い」を足せば最強の差別化になります。「理念」や「想い」がなければ、プログラミングされたロボットのようにになってしまいます。
「誰に」「何を」「具体的な効果は?」「他社と何が違う?」これらがマーケティングの土台ですが、加えて人としての差別化を加えることでクライアント獲得に繋がるブログ集客を実践しやすくなります。
ここまでできたら後は「どのように」という部分を考えるだけですね。これを明確にするのがマーケティングにおいて重要なポイントです。

