Webマーケティングにおいて、リスト(メルマガ読者)を獲得しセールスを仕掛ける手法をリストマーケティングと呼びます。
ブログはリストマーケティングとの相性が高く、Webの仕組みとしても認知度が高いものの1つと言えます。
ブログを活用したリストマーケティングで大切なことは、アクセス数よりもリストの質を高めること。
何十万、何百万というアクセス数よりも、お客様になってくれるリストを集めることの方が超大切ということです。
本記事では、そんな質の高いリストを集める方法について解説します。
はじめに|Webで稼ぐ!ブログ×リストマーケティングでメルマガを使う理由
ブログマーケティングでリストを集めるのには3つの理由があります。この理由を知らないで、みんなやっているからと、やみくもにメルマガをスタートしても成果には繋がりにくく作業ばかりが増えてしまいます。しっかりと目的を明確にしておきましょう。
理由1:信頼関係が築ける
ブログ違い、メルマガでは1対1の関係性を築くことができます。ブログはあくまでも1対多数の情報発信なのですが、見込客でもある「相手」に向けてのメッセージが送れるのがメリットになります。ブログで書かれている内容をより具体的に伝える。あなたのパーソナルな面を知れるなど、メルマガを通じて見込客が得られう情報はより深いものになるので、信頼関係が作りやすくなります。
理由2:接触頻度が高くなる
理由1の信頼関係にも共通してきますが、メルマガの場合はブログと違い、こちら側から個人宛にメッセージを送れるようになるので、接触する確率が上がります。ブログの場合はお気に入り登録などされて毎日見てもらえれば別ですが、なかなかそうはいきません。それに対してメルマガは毎日でも送ることができるので、それだけ接触頻度を高めやすなるということです。
理由3:セールスがしやすくなる
ブログを更新し続けていても、セールス(セミナーやお茶会など)をしても反応は正直取りにくいものです。その反面でメルマガでセールスをする場合は、直接見込客に届けることができるので、見てもらえる確率と成約率(セミナー参加や商品購入など)をしてもらいやすくなります。


ブログ×リストマーケティングでWeb上で質の高いリストを集める方法
冒頭ではブログマーケティングではアクセス数よりもリストの質が大切とお伝えしました。
では実際に質の高いリストをどのように集めていくのかということをお伝えしていきます。
リスト=メルマガ読者、このようになりますが、メルマガ登録自体が無料だったとしても、登録するだけの理由が必要になります。
一例を見てみると・・・
- 見込客が欲しいと思える情報がある
- 見込客が興味を持てる内容
- 登録した時の特典が魅力的
- 今抱えている悩みを解決してくれる
- 見込客の欲しい答えをくれる
これらは一例です。あなたが起業家として活動をしているなら、見込客の悩みや問題を解決するための価値提供をしているはずです。
例えば、集客コンサルなのに集客について教えていなければ存在価値として無いに等しいですよね。
ブログで書く内容も集客のことが多くなると思いますし、実際のクライアントになった時にも集客のことを伝えているはずです。
メルマガに登録してもらう際にも、集客で悩んでいる人に向けて、その解決策を提示してあげることはとても大切です。
そうした情報に見込客は興味や答えを求めてメルマガ登録という行動をしてくれるようになるからです。
ブログを用いたリストマーケティングの全体の流れ
ブログマーケティングを使う中でリストをどのように獲得していくか、そしてどのようにして成果に繋げていくのか。
その全体の流れについてお伝えしていきます。ブログマーケティングの全体像として考えてもらえればと思いますので是非参考にしてください。
Googleなどで検索
↓
ブログ
↓
メルマガに登録してもらう
↓
メルマガの配信
↓
売りたい商品や紹介をしていく
とてもシンプルな流れですが、これがブログを活用したリストマーケティングの全体の流れになります。
ですが、ただブログを書いていてもメルマガに登録してもらえる確率はかなり低いのが現実です。
その為の第一歩としてまずは、差別化を行うことが大切です。差別化の次に必要になるのが、全体像の流れを実際に作っていくという作業になります。
ブログからメルマガ登録の成約率を上げるWebマーケティング常套手段
ブログを活用したリストマーケティングでは、リストを獲得する為にもう1つ欠かせない要素をお伝えしています。
それは、ランディングページを作ることです。
ブログ記事から「メルマガ登録はこちら」という案内を書くだけでも、一定の見込客が集まってきます。
しかし、その数字を増やす為にもランディングページは欠かせません。
ランディングページというのは、メルマガ登録をしてもらう為の1つの手紙だと思ってください。
実際に作ったことが無い場合はイメージがつきにくいと思うので、僕が使っているランディングページを見てもらえればイメージがつくと思います。
僕のランディングページ例
https://vacation-ma.co.jp/blog/landingpage/business-7step/
参考トップ画面
上記URLのような1枚もののメルマガ登録誘導ページのことをランディングページと言います。
ランディングページを作りブログの中で紹介してあげることで、より興味を持ってもらいやすくなり、メルマガ読者が安定的に集められるようになります。


ブログ×リストマーケティングで成果を出すWeb上のセールスマンを作る3つの条件
ランディングページを作るには、大きく4つの構成で成り立っています。
ここではシンプルにランディングページの作り方をお伝えしていきます。
まずブログマーケティングでリストを集めるランディングページには、3つの条件があります。
- 差別化ができている
- 見込客の悩みが明確になっている
- 見込客が得られる未来が明確になっている
この3つの条件が満たせているランディングページが作れればブログ読者からメルマガ読者への誘導は比較的簡単に作ることができます。
では、実際に3つの条件をどのような構成で作っていけば良いのかを解説していきます。
ランディングページは大きく4つの構成から作られているのですが、その構成を先にお伝えすると・・・
- ヘッドコピー
- 問題提起
- 解決策の提示
- クロージングコピー
このようになります。
他でよく言われているものでは、「問題提起」と「解決策の提示」を「本文」と一括りにしているサイトも多いですが、僕は見込客の問題とその問題を解決する方法と具体的に伝えています。


ブログ×リストマーケティングで成果を出すランディングページ解説
ここでは、4つの構成についてを解説していきます。とてもシンプルですが、メルマガ読者を増やす為には欠かせないことです。
ヘッドコピーとは
パソコンやスマホでランディングページを開いた時に最初に見る画面のことです。業界でもよく言われているキャッチコピーなども、ヘッドコピーの中に含まれます。
問題提起とは
見込客が抱えている問題を言葉にして記載する場所のことです。問題には大きく2つのパターンがあり、すでに見込客が気づいている問題(顕在ニーズ)とまだ見込客が気づいていない問題(潜在ニーズ)があります。
反応を取りやすいのは顕在ニーズと呼ばれる、すでに見込客が気づいている悩みや問題です。あなたが提供する解決策と合わせてランディングページに記載することで、メルマガ登録をしてもらう確率が高くなります。
解決策の提示とは
言葉の通り、見込客が抱えている悩みや問題の解決策を提示してあげることです。僕は主にメルマガ登録後に配信するステップメールという手法をオススメして解決策の提供を推奨しています。この場合は、ランディングページ上にステップメールの内容や詳細を記載してあげることで、解決策の提示部分を作ることができます。
クロージングコピーとは
見込客があなたのブログを見てメルマガに登録をする際に背中を押してあげるための文章のことです。よく使われる方法としては、「特典」「期限」「限定性」などを用いて記載されることが多いです。見込客が登録した方がお得と感じるようにしておくのがポイントになりますね。

